2021年6月26日

現在大学にて研究会の活動の一環として、作品のコンセプト文を書く練習を行なっている。それに伴ってオートマティスムやドローイング等の理解と実践も行なった。これまでで最も文章を書くことに向き合っているが、同時に作品を制作する手を動かさなければならないという衝動にも駆られている。

Critical Cyclingにて記事掲載をさせていただく場合、折角なので自転車/サイクリングに絡めた作品作りを行い、それを記事として書かせていただきたい。

Critical Cyclingの記事として長くなりすぎてしまうかも...?

概要


都市の中を自転車でサイクリングし、その間に移り変わる風景を長時間露光でフィルム/印画紙に記録する。頭(視点)、両方、背中にピンホールカメラを固定して撮影を行う。身体的な活動としてサイクリングを捉えた場合、その行為の中で対象者(自転車に乗る者)が体験するものは以下のようなものがある。

以上のようなサイクリングに伴う要素を視覚的かつ物理的に記録する試み。この作品の目的としては、サイクリング/ライドの新しい記録方法ること、またその記録方法によって生まれた写真を用いてサイクリングの新しい側面や観点を見出そうとすること。他にも、複数の都市においてサイクリングと撮影を行い、各都市に見られる共通点や違いを視覚的に探る。GoPro等をはじめとするデジタル/アクションカメラはより高画質でリアルにサイクリングのような運動の記録を残すことを可能としたが、それに対してアナログ(銀塩写真、ピンホールカメラ)かつ不鮮明(長時間露光)(⇄高画質)な記録がどのような情報を伝達するかを検証する。これまでにないサイクリングの再評価を試みる。

ピンホールカメラによる長時間露光作品の参考

ピンホールカメラによる長時間露光作品の参考

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